match review of J League

【J1 マッチレビュー】2021 Sec01 川崎F x 横浜FM

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Before Match

予想スタメン

フロンターレは予想通りゼロックススーパーカップと同じ布陣。横浜FMは中盤に天野が入るのは分かるが、左サイドに入るだろう樺山選手は認識していなかった選手。興国高校出身のルーキーがこの大事な開幕戦に先発。

Home Team:川崎フロンターレ

ゼロックス・スーパーカップと同じ布陣。登里、大島は怪我の回復が間に合わなかった模様。

Away Team:横浜Fマリノス

ワンボランチの形になるので、その脇のスペースをどうやって誰が埋めるのか?そのあたり注目。両WBの役割も観てみたい。

 

Timeline

1st half

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0

16

ジョアンシミッチには天野、仲川あたりがかなり激しく行く

20 Goal 1 – 0 家永

ポケットに走り込んだ山根が匠にヒールでイエナガに落とし、それをダイレクトボレー。技術の高さもあるが、ポケットを活用したことで、Football Freaksでの内容とリンクし、個人的に納得感が高かった。

25 飲水ブレイク

  • 横浜FM
    川崎の最終ラインでのボール回しにプレスにいくショートカウンターの狙いを継続している。高卒ルーキーながら樺山がジェジウなどに対しても随所に質的に優位に立つ場面もあり、この後の活躍に期待。GKオビが2度ほどボール回し時に危ない場面があったのが気がかり。
  • 川崎
    主に右サイドの家永、山根を中心に攻撃の起点をつくる形はゼロックススーパーカップと同様。その流れで得点も。分かっていても止められない強さを感じる。

32

横浜FMはビルドアップ時にRCB岩田を上げるが、その上げたラインに行くまでに川崎にひっかかってしまい、カウンターを浴びる形が続く。三苫とチアゴマルティンスが1対1の形になり、最後家永のシュートまでという流れ。

ここまで三苫のぼーるキープ力というか、とにかく三苫はミスがないだけでなく、数的不利でもボールを運ぶことができるのが大きい。

43 Goal 2 – 0 家永

右サイドワンツーできれいに抜け出した田中碧のクロスを家永が頭でニアに叩き込む。確かにきれいな崩しだが、GKオビは完全に読みを外してしまったのか、何も動けなかったが、なにかできなかっただろうか。集中力を欠いていたようにも。

Summary of 1st half

  • 横浜FM
    右サイドワンツーできれいに抜け出した田中碧のクロスを家永が頭でニアに叩き込む。確かにきれいな崩しだが、GKオビは完全に読みを外してしまったのか、何も動けなかったが、なにかできなかっただろうか。集中力を欠いていたようにも。
  • 川崎

ジョアン・シミッチのところでプレッシャーを受けていた開始当初こそ不安定なところがあったが、適宜ポジションを流動的に変えながら惑わせるような組み立てを見せる、円熟期であることを感じさせるプレー。決めきれないところも多々あったが、終了間際の2点目はいやな流れを断ち切った価値あるものといえる。

左サイド三苫で仕掛けていくと、大外の家永が空く。三苫のところは1対1では危険なのでそこへの対処が後半必要になってくるはず。

2nd half

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46

52

横浜FMは川崎4バックにマンツーでつけるかたちで押し込む狙い。ティーラトン、岩田がオーバーラップする形も見据えられそう。川崎のGKからのビルドアップを防ぐ意味合いもありそう。

61

両サイドをワイドに使うことで横浜FMの攻撃からぎこちなさが消えた感じ。結果としてシュート→コーナー→相手ゴールキックを奪う、という好循環になっている。

63 川崎 6 → 22

橘田を入れて、田中碧をアンカーに。

67 飲水ブレイク

  • 川崎
    ハイラインの横浜FMに対し受ける時間が長い。
  • 横浜FM
    前線4枚でのプレスから、ショートカウンターの流れが何度かはまっている。1点取れれば流れをつかめそうではある。

75 両チーム選手交代

横浜FM:両SBをそのまま交代

川崎:レアンドロ・ダミアン→小林、車屋を投入し旗手を中盤に上げる

旗手が前目のポジションでいい感じで時間をつくれるようになる。

86

横浜FM攻め込むも、ゾーンの手前でボール回しするのみで崩せない

Game Summary

MoM: 家永

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独自Rating

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TeamName#RatingComment
Home家永4172得点でゲームを決めた。ハットトリックが狙えるチャンスもいくつかあったためその点は残念だが、開幕戦勝利はなにより重要
Home旗手476.5LSB、RIHともによいパフォーマンスを発揮。
Home三苫186この両チームの中でも頭ひとつ抜けたボールコントロールと突破力。前半にチームの流れを作り出した。後半の右からのクロスを空中で左に切り替えしたところはもはやベルカンプの域
Home山根136.5家長とのコンビで右サイドで数多くのチャンスを演出。守備も堅実にこなす
Away樺山356.5高卒ながら開幕カードのスタメンに名を連ねるだけでも大したものだが、プレーパフォーマンスでもその価値を証明。前半のみで下がってしまったのは残念。
Away前田386.5攻守に走りまわり、カウンターの起点となることも何度か。そのカウンターが結実しなかったのは不運といえる。
Away岩田245.5攻守に走りまわり、カウンターの起点となることも何度か。そのカウンターが結実しなかったのは不運といえる。
Away仲川236決定機に絡むまではよかったが、決めることができなかった。後半はチームの流れもよかったため、1本決めておきたかったところ。
Rating

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