マッチレビュー 20-21イングリッシュプレミアリーグ#27 Manchester City Vs Manchester United 試合への入りが勝負を分けたマンチェスター・ダービー

今季2回めのマンチェスター・ダービー。前回対決ではスコアレスドローに終わった伝統の一戦。圧倒的な強さを見せつけているマンチェスター・シティに対して、離脱者も多いマンチェスター・ユナイテッドは如何に挑んだか?

Line up

MCI:Manchester City:マンチェスター・シティ
MUN:Manchester United:マンチェスター・ユナイテッド

MCI: 433
MUN: 4231

1st Half

  • 2min Goal 0 – 1 Bruno Jesusのボールロスト、ロドリのボール見失いが重なり、MUNがMarshallの仕掛からPK獲得。ブルーノ・フェルナンデスがしっかり決める。
  • MUNは両サイドを広くつかって、相手SBをピン留めするような狙いも
MCIの攻撃陣形。RSBカンセロが中盤に入り、中盤がダイヤモンド型のようになり、3131、343といった形になる。MUNはMCIがロドリより前にボール出したところからプレスをかけている印象。キックオフ直後はかなり高い位置からプレスしていたが、ゲーム落ち着いてからは比較的低い位置で守備ラインを築く。
  • MUNは守備時、4231の3の両サイドが中に絞ることで、MCIのパス方向をサイドに限定。最終的にSBとSH、ボランチで囲む形が奏功している。MCIはショートパス主体のため、中々打開できず、たまにロングボールを蹴っても跳ね返される展開。ドリブルなど個の優位性を使っていく必要があるかもしれない。
  • MCIはストーンズが何度かドリブルで持ち上がりMUNの守備バランスを崩すシーンを作る。ギュンドアンも曖昧なポジションをうまくとり、ボールを引き出すところからシュートまでいくが、崩した形まではいけず枠を捉えることができていない。
MCIはGKも積極的にビルドアップに参加し、更に押し上げる
  • マンチェスターユナイテッドは守備こそ成功しているがボールを持ったときに前進むことができなくなっている。 ゲームプラン通るかもしれないが、若干守備に回りすぎているきらいがある。右サイドのジェームズが精力的にMCIの左サイドからの攻撃の芽をつんでいる。
  • Cityはマフレズのドリブル突破や、スターリングのスピードを生かして徐々にゴール前に迫る心を作っている。ギュンドアンがLINE間でうまくボールを受け、パスやシュートを効果的に発揮している。

Summary of 1st half

キックオフ直後の落ち着かない時間帯にPKで先制したマンチェスターユナイテッド。ただしその後は一方的に詰め込まれの展開となる。マンチェスターユナイテッドは中央を固めることでマンチェスターシティーの攻撃をサイトに限定しており、狙い通りの展開と言える。ただ、マンチェスターシティーが徐々に ゴール前に迫る展開が時間を大事に増えて行き、一方マンチェスターユナイテッドのゴルフ日にはフィニッシュまで行けないが、気が続く。このままの状況で試合が終わるとは思えず。シティーは豪華なベンチメンバーも投入することで、さらに攻勢を仕掛けていく展開になることが予想される後半。

2nd half

  • 47 min Goal 0 – 2 Shaw GKのスローをShawがワントラップでカンセロをかわし、ラッシュフォードとのワンツーからゴールを奪う
  • シティは、相手GKのショートスローに対して激しめにプレスかけ、ショートカウンターを狙うような動きを後半みせている。
後半もシティがボールを持つ時間が長いが、ジンチェンコが中に絞ってロドリゴとボランチを含む格好になって、2233のような形
  • MUNのカウンター時にフレッジとジェームスが精力的に前線に顔を出しているのが印象的。
  • 65 min カンセロ→ウォーカー しっかり引かれたMUNに対してカンセロの良さが消されていた印象。守備面も考慮した交代だろうか
  • 70min ジェズス→フォーデン
  • MCIはCBを最前線に上げるなど押し込む形をつくるが、MUNの中央の硬い守備を崩せない
  • 86min マルシャル→マティッチ
感じ的にはMUNは純粋にワントップの選手に変えてアンカーの選手を入れたような形
  • 92min フェルナンデス→ウィリアムズ
最後は穴熊ディフェンスでゲームを締めにいくMUN

Game Summary

MCI 0 – 2 MUN

MUN: Bruno Fernandes 2′
MUN: Luku Shaw 50′

この試合でも故障者を出してしまったMUN、スカッド的には万全のMCIという対称的な台所事情ながら、今シーズン圧倒的な強さを見せていたMCIがスコア的には完敗。キックオフ直後の得点が大きく試合の流れを決めてしまった印象。MCIとしては中央をしっかり固めるMUNに対して、サイドからチャンスを演出するも、最後のシュートシーンでMUNにブロックされる展開が目立った。 MUNはダニエルジェイムズがスプリント回数でも圧倒的というスタッツが出ているように、RSBのワンビサカと共に、右サイドの守備に大きく貢献。MCIは、ギュンドアンが好機を演出するも、ゴールが遠かった。 前半、後半共に試合への入り方、モチベーションのもっていきかたとしてMUNが一枚上回ったということのように感じた。MCIはサイドを深くえぐってのクロスをしかけるなど、攻撃のバリエーションを増やしてもよかったのかもと思いましたが、監督の考えを聴いてみたいところ。

MoM

個人的にはダニエルジェイムズを推したい。守備に追われる時間帯が長かった試合において、集中力を切らさず、危険なスペースをスプリントで埋めていたのはこの戦術の要だったように思う。また、カウンター攻撃時にも必ず前線に絡むことで、カウンター返しを防ぐ役割もあったように思う。

Rating

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Gundogan86.5ゴールが奪えなかった点を除けば、バイタルエリアに巧みに入り込み、スムーズにシュートやパスにつなげていて、シティの攻撃の中心を担っていた。
Zinchenko116.0左サイドから何度もチャンスを演出するも、決定的なクロスを上げるまでには至らなかった
Mahrez266.5シティにおいて、この試合最もゴールの可能性を感じる働き。ゴール前の密集地帯においても、キックフェイントなどで相手DFを翻弄。
マンチェスター・シティ Rating
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Daniel James217.0攻守に渡り精力的なはたらき。特にシティのジンチェンコがボール保持した際に激しくプレスに行き、攻撃の起点を作らせなかった
Maguire327.0ゴール前、ギリギリの局面で相手クロス、シュートを跳ね返し、クリーンシートを達成
McTominay397.0ゴール前でのシュートブロックや、相手選手をサイドにはめた際のディフェンスが効果的。
マンチェスター・ユナイテッド Rating

References

Premier League Official Site

https://www.premierleague.com/match/59161